ヘルスケアデータ統合プラットフォーム構築に関する研究
リーダー:宮崎 誠(教育学習基盤センター)
健康に関するデータベースを構築することで、全体の健康に関する傾向を把握するだけでなく、地域環境の特徴を踏まえた健康課題の分析(例えば、年齢や地域、性別等)が可能となり、それに応じたよりきめ細かな健康施策や地域介入研究が可能となります。健康に関するデータには、
・大学が運動教室などを通じて取得・管理しているデータ
・自治体が管理しているデータ
・大学や自治体が行う健康状態や意識等を調査したアンケート回答データ
などがあり、大学や地域に点在していますが、それらを組み合わせて関係性を分析するような活用が十分にできていませんでした。そこで、この研究では、様々に点在したデータのなかからソーシャル・キャピタルを分析するのに必要なデータを一つに統合したデータベースを構築することによって、健康増進施策や地域への介入研究を評価分析するための基盤システムを開発することを目的としています。